コンピューター・半導体のIoT事例20選

iot

インターネットを通して、さまざまな物が結びつきを持つことをIoTと言います。IoTはパソコンやスマートフォン、自動車や家電製品など様々なものに使用されており私たちの生活に溶け込んでいます。特にコンピューター業界とIoTは密接な関係があり、様々な機器や商品が開発されています。こちらの記事では、コンピューター業界でどのようなIoTが利用されているのか、どのようなIoTと併用できるシステムが開発されているのかをご紹介します。

株式会社コンテック「Windows10 IoT Enterprise」

Windows10
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/activer/nkpr/RSP431702_20122016/

株式会社コンテックが提供しているWindows10 IoT Enterpriseは、クラウドへの接続性やデバイス間の接続性を重視し、開発効率の良いIoT実行環境をサポートします。ボックスコンピューターにWindows10 IoT Enterpriseを搭載することによって、さらに強力なコネクテッドデバイスへと進化することを実現させ、医療機器や産業用ロボット、生産設備といったあらゆる産業システム及び産業機器のIoT化を加速させます。

Raspberry Pi Foundation「Raspberry Pi」

Raspberry-Pi
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1602/24/news049.html

Raspberry Piは、イギリスのRaspberry Pi Foundationが開発した小型コンピューターのアーキテクチャです。シングルボードコンピューターブームの火付け役ともいわれている製品で、IoTが認知されるきっかけともなったボードとして有名です。もともとはイギリスの学校で行われるコンピューターのプログラミング教育を目的に作られた機器ですが、現在ではIoTを中心に電子工作の防御やネットワークのインターフェースなど幅広く使われています。

インテル「Compute Card」

Compute Card
http://japanese.engadget.com/2017/01/06/pc-compute-card-iot/

アメリカ合衆国のカルフォルニア州に本社を置いている半導体素子メーカー・インテルが開発したCompute Cardは、2017年にアメリカ合衆国のラスベガスで開催された家電見本市CES 2017で発表された製品です。厚さ5mm程度のクレジットカードほどのコンパクトサイズで、PCにとって必要な一通りの機能を備えています。その他の詳細な仕様が2017年現在未発表ですが、専用のスロットを備えている家電製品に射し込むことでIoT機能を後付けするなどといった用途で使用されることが予想されます。

株式会社 日立産業制御ソリューションズ「HF-W100E/IoT」

HF-W100E IoT
http://www.hitachi-ics.co.jp/product/iot_ctr/index.html

株式会社 日立産業制御ソリューションズが開発を行ったHF-W100E/IoTは、IoT対応の産業用コントローラです。産業用コントローラとは、産業用コンピューターの性能を維持しながらそこにPLCの機能を統合し、ユーザの開発工数・コストの削減や設備機器の親和性の向上を図ったLOTの有効化を促進させる製品です。HF-W100E/IoTは、産業用コンピューターとPLCを統合させることによって情報システムと防御設備の連携を効率化してスムーズなデータ収集をサポートします。

NECネッツエスアイ株式会社「SmoothSpace」

SmoothSpace
http://www.nesic.co.jp/solution/eo/smoothspace.html

SmoothSpaceは、NECネッツエスアイ株式会社が開発し、IoTを取り入れたコミュニケーションツールです。コンピューターやインターネットのテレビ会議システムと、CGやプロジェクターを用いて物体や空間に映像を投影するプロジェクションマッピングの技術を活用して離れた空間同士のオンタイムでの接続を実現します。ビジネスでは離れたオフィスとの連携や研修、教育では離島や過疎地といった地域の遠隔授業など様々な用途での使用が可能になります。

キャノン株式会社「NETEYE」

NETEYE
http://cweb.canon.jp/neteye/features.html

キャノン株式会社が開発・提供を行っているNETEYEは、コンピューター及びインターネットを活用したIoTを利用した遠隔モニタリングシステムです。IoTを介してキャノン株式会社が販売をしている複合機・レーザービームプリンター・ラージフォーマットプリンターなどの製品モニタリングを行い、自動検針やエラー、紙づまり及びトナー残量といった情報がネットアイセンターへ自動通知され、消耗品の在庫スペースや管理業務の効率化やトラブルが起きた際の迅速な対応を可能にします。

「WISP」

WISP
http://neoview.blog.jp/archives/2741123.html

ワシントン大学の研究者のプレゼミスロウ・ポールクザックが開発したWISPは、LOTの普及においての最大の課題であるバッテリー問題を解消する機器として発表された小型コンピューターです。WISPは、受けた電波をエネルギーに変換して稼働するのでバッテリー不要で充電の必要もなく使い続けることができます。さらにWISPは、ワイヤレスでプログラムを書き換えすることも可能なため、別のものに取り付けたままワイヤレスでプログラムを更新して半永久的に駆動することもできるのです。

Arduino SRL ・ Arduino LLC「Arduino」

Arduino
https://www.change-makers.jp/technology/11390

Arduinoは、IoTで主に活用される最低限の入出力装置と部品を搭載したワンボードマイコンの一種です。2005年にイタリアで開発が開始されたプロジェクトでArduino SRL及びArduino LLCが設計・製造を担当しています。2017年の6月にはIoTの開発者向けに、プログラミングに関しての知識がなくても簡単に開発することのできるESLOV IoT Invention Kitも発売する予定です。

インテル「Joule」

Joule
https://www.change-makers.jp/technology/11390

アメリカに本社を置いている半導体素子メーカーであるインテルが開発したJouleは、Galileo・Edisonの後継機として作られたシングルボードコンピューターです。ほとんどのIoTハードウェアプラットフォームには搭載されていないビデオ性能とグラフィックス機能があり、ボードには4Kビデオの表示も可能なオンチップのgraphicsとMIPIカメラコネクタも複数備えています。さらに複数のアンテナで送受信を行うことで通信品質の向上させる次世代無線LAN802.11acとBluetooth 4.1にも対応できます。

「Omega2」

Omega2
https://www.rakunew.com/items/75389

Omega2は、Wi-Fi機能搭載のIoT向けのLinuxコンピューターです。消しゴムほどの大きさの非常に小さなサイズの基盤は、580MHzのクロック周波のCPUを搭載したLinuxコンピューターで64MBのメモリ容量・16MBのベーシックモデルがラインナップされています。また、Arduinoとの互換性を持っているので既存のシステムに新たに組む込むことも可能で、さらにモジュール方式なのでボードを追加して拡張することもできます。

株式会社東芝「FlashAir」

TOSHIBA_FlashAir
https://flashair-developers.com/ja/application/iot/

FlashAirは、株式会社東芝が開発・販売を行っているSDカードです。IoTで一般的に使用されているボードコンピューターとは異なりますが、マイコンと無線LANを搭載しておりLuaスクリプトで自立動作することもできるのでIoTコンピューターとしても問題なく活用することが可能です。SDカードなので幅広い機器をIoT化しやすく、IoT対応デバイスをFlashAirで組み込むことでdalchymiaを介してサービスと連携させることもできます。

ルネサス エレクトロニクス株式会社「RX231 IoT-Engine Arguino Evaluation Kit」

IoT-Engine
http://blog.meicodenshi.com/2016/12/26/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B5%E3%82%B9-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%B9-iot-engine%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88-%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E9%96%8B/

ルネサス エレクトロニクス株式会社が開発したRX231 IoT-Engine Arguino Evaluation Kitは、クラウドと各種センサが連携しているIoT機器を開発することができるRX231 IoT-Engine用の開発キットです。クラウドからデバイスを制御したり、IoT-Engineを搭載しているデバイスデータをクラウドに収集するアプリケーションを作ることができます。

ロー・ユーイーシー・ジャパン株式会社「DragonBoard 410c」

DragonBoard 410c
http://sp.chip1stop.com/dragonboard410c/

DragonBoard 410cは、ロー・ユーイーシー・ジャパン株式会社が展開しているシングルボードコンピューターです。AndroidやLinux、Windows 10 IoT Coreなどのシステムをサポートし、高度な処理能力と無線LAN、GPS、Bluetoothを搭載しています。また、IoT向けのコアテクノロジーも搭載しているためスマートフォンと同様の無線機能を発揮し、広範囲のアプロケーションにも応用することができます。

インテル「Intel Edison」

Intel Edison
http://iot.mb.cloud.nifty.com/iotcolumn/raspberrypi_edison_arduino%E9%81%95%E3%81%84

インテルが開発したIntel Edisonは、SDカードとほぼ同じサイズの組み込み用の超小型コンピューターです。Linux OSを標準搭載しているマイコンボードで、IoTで使用される組み込み式モジュールとして開発されました。500MHzのデュアルコアプロセッサーや4GBのストレージ、1GBのRAMの他、通信用のWi-FiとBluetoothなど様々な機能が搭載されています。また、microSDポートも備わっており、Edisonモジュールを挿入することによってセンサーなどとの接続も行うことも可能です。

「LattePanda」

LattePanda
https://fabcross.jp/news/2016/01/20160105_lattepanda.html

LattePandaは、Windows 10 HomeとAtomを搭載している開発者向け超小型のシングルボードコンピューターです。通常のパソコンと遜色のない性能を備えており、Officeを利用した文書の作成やWindowsアプリの利用、HD動画の再生も問題なく行うことができます。その他にもWebカメラ・プリンター・各種センサ・IoT開発キットなど様々なデバイスに対応しています。

FriendlyARM「Nano Pi」

FriendlyARM「Nano Pi」
http://www.maker-is-you.xyz/2016/07/15/smallest-single-board-computer/

FriendlyARMが開発したNano Piは、4mm×4mmの大きさの世界最小とも言われているLinuxシングルボードコンピューターです。仕様は、メモリ256MB/512MB・ストレージ MicroSDスロット x1・ネットワーキング10/100Mbit Ethernet portとなっており電源はmicroUSBから供給します。USB-A のポートとEthernet も備わっています。

ASUSTeK Computer Inc「Tinker Board」

Tinker Board
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1040377.html

Tinker Boardは、中国に本社を置いているPC及びスマートフォン周辺機器メーカーであるASUSTeK Computer Incが開発者・メーカーに向けて開発が行われた小型のシングルボードコンピューターです。仕様は、1.8GHz クアッドコアをCPUに採用し、Wi-FiとBluetoothもオンボードで搭載しています。OSはDebianをサポートしており、Kodiといったメディアプレーヤーも利用することができます。

「Tessel 2」

Tessel 2
https://html5experts.jp/n0bisuke/13562/

Tessel 2は、Node.jsが利用できるJavaScript環境で接続したデバイスを制御することができるマイコンボードです。USBによる電源供給で動作可能で、スタンドアロンで WiFi接続することができます。その他にも本体にはモジュールの拡張用にポートが4つ備わっており、ここからSDカードやオーディオ入出力モジュール、加速度・温度・照度などのセンサーモジュールを様々なモジュールに差し込んで拡張することができます。

「HummingBoard」

Tessel 2
http://www.gizmodo.jp/2014/07/iothummingboard.html

HummingBoardは、小型のシングルボードコンピューターのことです。IoTで頻繁に利用されるRaspberry Piが採用しているCPUの700MHz ARMチップよりもさらに高性能な1GHz ARMチップを採用しており、GPIOやHDMIなどとほぼ同等のプラットフォームを搭載しています。また、マシンスペックが追いつかなくなった際には、新しいCPUとメモリーユニットの交換も可能です。

Cubieboard「CubieTruck Plus」

CubieTruck Plus
http://www.zuiki.co.jp/products/cubietech/cubieboard5

Cubieboardが販売を行っているCubieTruck Plusは、同社が開発しているCubieboardシリーズの第5世代にあたる製品です。今までのCubieTruckをベースにプラスしてオクタコアCPUを採用することで、パフォーマンスの向上と新たな機能が搭載されました。また、Display PortとHDMIをサポートしており、デュアルディスプレイとの2画面が同時表示も可能になりました。

コンピューター業界はIoTの商品になくてはならない技術を提供しています。IoTが普及に合わせるようにコンピューター業界でも様々な製品やデバイスが開発されました。これからもさらに私たちの生活にIoTが導入された商品とコンピューターが増えてくるでしょう。インターネットとものを繋げるIoTのシステムでこれからの日常生活がさらに便利で楽しくなるはずです。